今年 節目の年齢を迎えたわたくし。
市から各種検診の案内をもらったので夏に受診させてもらった。
胃がん検診、胸部X線、大腸がん検診の3つ。
1カ月半くらいして届いた結果でまさかの大腸NG!便潜血陽性というやつ。
それで市内の胃腸科で大腸内視鏡検査を予約し、昨日生まれて初めて受けてきた。
結果は…「軽い
ぢがありますね。出血は多分これでしょう。」
ほっ。良かったぁー。
正確には2mmの小さいポリープも見つかって取ってもらったので
その組織検査の結果を10月にまた聞きに来るようにとのことだったが。
多分悪いものではないでしょうとのことでひと安心。
内視鏡受けなきゃと分かった時から、ネットを検索して色々体験記とかを読んで
最悪の事態を想像したり、自己防衛のための覚悟(?)をしてみたりしたけど。
今回初めて受診した胃腸科の先生は多分上手な方だったようで
検査自体は全く辛くなかった。
清潔な病院で、看護師さん達も皆やさしくて、システムに無駄がなくて
とっても当たりな病院だったな、と感じた。
しかし、今回腸をきれいにする前準備の大変さはインパクトがあった。
予約のための受診をしたときに有無を言わせず上画像の検査食セットを購入させられる。
検査前日の3食にこれを食べるようにというもの。
これだけで良かったのに、病院によっては3日前から食事制限させるところもある
というのをネットで見て、興味本位で試してみようと思い
火曜日以降、極力「消化に良いものだけ」の食事に替えてみた。
これが想像以上に大変。
普段の食卓がいかに食物繊維ばっかり食べてたか思い知らされた。
野菜全般、きのこ、海藻、種のある果物、納豆など皮つきの豆、肉、乳製品、脂肪…などなどがNG。
食べて良いのは白米のおかゆ、豆腐、半熟玉子、白身魚、バナナ 位。
おかゆにちょっとしたネギとかゴマとか添えられないのも悲しいところ。
さて、前日の検査食はこんな感じのレトルト。
朝晩はおかゆにふりかけ+具のない味噌汁、昼はクッキーとスープ、だ。
朝昼はかなり満腹感も得られて余裕じゃんと思っていたけど
晩御飯のあとすぐにお腹がすいてツラカッタ…
前日までに食べたいものを食べられないフラストレーションがたまってたのもあり。
私はいわゆる○○ダイエット、みたいな極端な食事制限をやったことがない。
だからこの程度でこんなに辛いんだから、ダイエッターの人ってよっぽど意志が
強いんだなぁ、自分には無理だなと感じた。
そして当日の朝は1800ml(!)の下剤を一時間かけて飲み
何度もトイレに行って腸の中を空っぽにしてから、お昼過ぎに病院へ。
この大量下剤飲みがすごく大変という意見も多かったが、
私は思ったより平気だった。スポーツドリンク味なので最初の1,2杯は
そのかすかな甘みさえすきっ腹に染み込んで美味しく感じた。
10回くらいのトイレ通いはもちろん痛くてツラカッタけど。
そんなこんなで無事に検査が終わり、絶食明けにやってしまいました。
ケーキ2個食い!美味しかったー(涙)
検査後は消化の悪いものをさけて、食べ過ぎに注意って言われたのにね。
前日は飲み物も制限されててコーヒーも刺激物でダメだった。
なので今朝のコーヒーがしみじみ美味しい。
健康で色んなものが食べられるって本当に幸せなことです。ありがとう。