レーズン、水、砂糖、ヨーグルト だけあれば誰でも簡単におこせる‥
の言葉にまんまとチャレンジャーになった私。
市販の天然酵母種ってそれだけでお高いので
この材料のリーズナブルさも魅力だった。
必要なノンオイルコーティング・レーズンは近所では売っていなかったので
ネットで粉類をまとめ買いするタイミングまで待って一緒に注文し、ようやく入手。
実は最初のチャレンジは2月末で、あえなく失敗。。
レーズン酵母のブクブクが何日待てども どうも元気がなく
その後のヨーグルト酵母はまったくブクブクしなくて、両方廃棄。
思い当たる敗因をいくつか改善しつつ 二回目の酵母おこしをスタートしたのだった。
3月1日 レーズン酵母起こしスタート。
前回の失敗は湯冷ましの水が十分に冷めてなかったのが一因な気がしたので、今度はよーく冷まして。
3月8日 レーズン酵母完成。
ものすごいブクブクっぷり!
でーもー。次工程のクイックヨーグルト酵母作りを1日前に初めてしまった。
フライングだったか。。
とりあえずこの元気な酵母液も一さじ足しておく。
3月10日 クイックヨーグルト酵母完成(とみなす)。
ブクブクは振るとすぐ消えるしいまひとつだが、瓶を開けるとバフッとガスが抜けるのでたぶんできたのでは‥。
同日、元種作り開始。
3月13日 元種の継ぎ足し&寝かせ作業3回が完了。
容器の底から見ると、本の通りいい感じに大きな気泡ができてモコモコしております!
そしてワクワクしつつはじめてのパン作りにとりかかったのが
昨日3月13日。酵母おこし開始から約2週間。
何を作ろうか迷ったあげくイギリス食パンにした。
結果は‥‥‥?
撃沈!!!
全然膨らまねぇ!あまりにヒドイのでこたくんに出演願う。
一次発酵は11時間もかけたのにどうもいまひとつ膨らまないなぁ、から始まり。
ベンチタイム後、いつもの成型してみても明らかに小さい。
そして最終発酵もなかなか膨らまない。
けど、もうタイミング的に深夜だったので待ってられないし途中で止められないし。
そのまま焼いたらどっしり重い小さいパンが出来上がり。
断面も、目が詰まってギチギチですねぇ。
そして一番の問題は‥酒かすくさーい!こと。
コレ、そもそも元種がものすごい酒かす臭なんだよね。
更に、その臭いの元はクイックヨーグルト酵母のとこから始まってる。
捏ねてる時も臭いなぁと思っていたけど、焼いてもその臭いは消えず
食べてみてもやっぱり酒かす臭あり(泣)
色々検索してみると、ホシノ天然酵母とか白神こだま酵母は
酒かす臭がすると書いてる人たちがいた。
それと、同じ本で自家製酵母パンを作った人が
「ほんのり酒かすの香りのする美味しいパンができた」と書いていた。
まさか天然酵母ってこんなに酒かすくさいものなの??
たぶんこんなに強く香るのは違うと思われる。
発酵不足だと臭いがキツくなる、という意見もあったし、まさに今回はそうだし。
発酵の仕方に失敗したのは疑う余地なしだけど
さて、臭いの方は正しく焼けたら消えるのかどうか。
もしかしたらクイックヨーグルト酵母の時点で失敗してるような気もする。
まずはこの元種で再度同じパンを焼いてみよう。
イキナリ天然酵母の壁にぶつかった私であります。